薬膳は、中医学(中国の伝統医学)に基づく食養生であり、毎日変化する体調をその都度見極め、五臓をととのえたり、体を温め・冷やしたりといった食材の持つ作用をうまく組み合わせてバランスをととのえる食事方法です。
栄養学とは違い、食品を栄養素(炭水化物、たんぱく質など)の観点からは考えません。そのため、栄養学による食事療法とは違う視点で病気・症状の改善が期待できます。
薬膳では、先人が長い時間をかけて解明してきた食べ物の効用・効能の知識を使い、一人ひとりの体質や症状に合わせて、摂ってよい食べ物とよくない食べ物を考えます。そして、治癒力を最大限に発揮できるため、体調が整うことにより、体だけでなく心にもゆとりができ、毎日を健やかに過ごすことができます。
ストレスから体調不良に悩む現代人は、体内のバランスが崩れた「未病」の状態になっています。薬膳は、毎日の食事から健康促進を図るものであり、多くの方に活用できる知恵です。
薬膳は毎日手軽に、おいしく続けていただくことが大切です。どんな場所でも、手軽に時間をかけることなく、好きな時間にお召し上がりいただけるものとして「茶」を選択しました。
お仕事や子育てなど時間にゆとりがなくても簡単に取り入れていただけるのが「薬膳茶」の魅力です。
「薬膳茶「日々是好日」(活)」を飲んだお客様85%が体が温まったと実感!
開発に当たり、試飲を繰り返して作っており、試飲会での「薬膳茶「日々是好日」(活)」の反応は「飲みやすい」「おいしい」「体が温まった!」でした。
20名の体内が温まったかどうかを確認したところ16名が飲む前より体が温まったことを感じました。
体が温まるということは臓腑が働きやすくなるということ。元気になりたい人におすすめできる商品が完成しました。
30~40代女性を中心に今の困りごとをアンケートしました。
結果1位は「つかれを解消したい」「免疫力UPしたい」ということでした。
美容に関することでなく、まずは「健康!!」。
日々のつかれが取れず、元気に毎日を過ごせていないという結果が出ました。
「薬膳茶 日々是好日 活」は、みなさんのお困りごとをもとに生まれた薬膳茶です。
薬膳は、毎日毎日続けることが大切です。
しかし、難しかったり、手間がかかり過ぎるようでは、続けることは容易ではありません。
薬膳茶 日々是好日 活で、手軽においしく健康管理を続けられます!
中医学では体を構成するものを3つに分けて考えます。
「気・血・津液」が十分あり、体中に巡らし、五臓六腑が正常に働いていることが健康な状態です。健康になればおのずと美容にもつながります。
薬膳で考える「つかれ」「免疫力」の基本は「気」を補うことです。
そして五臓では特に「つかれ」「免疫力」に関係するのは「脾」。また、年齢とともに衰えてくる「腎」の強化も考えなければなりません。
もし「自分にも当てはまる」と思った方は、「気」が不足しているかもしれません。
気の不足から、五臓が正常な状態を保てなくなり、健康のバランスが乱れていると考えられます。
「薬膳茶 日々是好日 活」は「気」を補い、体中に巡らせて、「脾」や「腎」を正常な状態に近づけることに着目してブレンドしました。
毎日手軽に美味しく継続して飲んでいただける薬膳茶ができました。
「薬膳茶作ろう!」と思ったのは、薬膳資格講座の修了生との会話がきっかけでした。
家庭でやるのは難しそうとか、ものすごく手間がかかるとか、食材が高級で手に入れにくいとか。
そんなイメージを持たれがちな薬膳を「毎日の生活の中で簡単に手軽に取り入れるにはどうしたらよいかな?」
そんなきっかけでプロジェクトが始まりました。
協力してくれるメンバーを募り、できるだけ多くのアイデアを出していきました。
壮大なものからささやかなものまで、どれも素晴らしい案です。しかし、全部はできないので、私たちは3つの方針を決めました。
出たアイデアを吟味し何度も検討を重ねました。そして、普段使いの薬膳には「お茶」が最適ということになりました。
お茶は、お湯を沸かすだけでどなたでも簡単に飲むことができます。また、ブレンドした状態で提供できるので、どなたでもすぐに飲むことができます。
普段飲んでいるお水やお茶を薬膳茶に置き換えていただくだけで、簡単に生活に薬膳を取り入れていただける。
味や濃さを調節して、自分好みのテイストでお楽しみいただけるのも魅力です。
次に、お茶にどんなものをブレンドするかを検討することになりました。
30代から40代の女性を中心にお困りごとアンケートを取ったところ、
薬膳では女性は7の倍数の年齢で大きな体調の変化が現れるとされています。35歳前後から42歳前後は、ちょうど家事や子育てや仕事などの忙しい時期と重なり、時間的にも精神的にもゆとりがなくなってしまう時期です。開発メンバーの中にも、同じ世代の人が多く共感する声も多かったので、お茶のテーマを「疲れの回復と免疫力UP」ということにして、ブレンドを決めていきました。
もちろん効果だではなく、「美味しい!」ということは外せません!!
「疲れの回復と免疫力UP」に効果があるという食材は、たくさんあります。
そして選び抜いた5つの素材と、効果的で美味しい配合を研究し、完成したのが「薬膳茶 日々是好日 〜活〜」です。普通のお茶と同じように毎日飲んでいただくだけで、疲れを癒し、もともとの元気で活発に活動していた体の状態に近づけます。 ”薬膳”の知恵をお茶に込めてお届けいたします。
朝鮮人参をはじめ、中国の古典で長寿に良いとされているもの、「脾」や「腎」によいとれさるをものをセレクト。
杜仲葉、大棗(タイソウ・なつめ)、陳皮、玄米をバランスよくブレンドすることで朝鮮人参の独特な苦味を抑えて、甘味があるすっきしとした味わいの薬膳茶に仕上げました。朝鮮人参が苦手な方でも飲みやすい味になっています。
朝鮮人参はカルシウムや鉄分、カリウム、亜鉛、アミノ酸、ビタミンB群、サポニン(ジンセノイド)などの栄養素を含んでおります。サポニンは「活動力アップ」「リフレッシュ効果」「巡りを助ける効果」「美容効果」などがあります。
薬膳では古来より「大補元気」とされ、「気」を補充し、「脾」を助け、「津液」を生み出すものとされています。
杜仲葉はノンカフェインであり、鉄、亜鉛、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルやビタミンB群、ビタミンC、アスペルロシドやゲニポシド酸が含まれています。最近、ゲニポシド酸は体内の脂肪を分解したり、コレステロールの吸収を抑えるなど、「ダイエット」や「エイジングケア」に有効な成分として注目されています。
薬膳では、「肝」や「腎」の働きを助け、筋肉や骨の消化を助け、腰や膝の倦怠感などの回復によいとされています。
陳皮は熟したミカンの果皮を乾燥させたもので、リモネン、ビタミンC、カロテン、β-クリプトキサンチン、フラボノイドのノビレチン、ポリフェノールの一種であるヘスペリジンなどが多く含まれています。β-クリプトキサンチンは骨粗鬆症予防・美白効果・抗酸化作用・免疫賦活作用などで注目されています。レビノチンは花粉症などのアレルギーの症状の緩和に役立つとされています。
薬膳では、「気」を巡らし、消化器官の働きを整え、むくみなどの解消によいとされています。
大棗は中国では1日3つ食すると老いないといわれています。豊富な葉酸ビタミンとカリウム、鉄分やなどミネラルを多く含みます。大棗は「朝鮮人参」同様サポニンを含み、「活動力アップ」「美容効果」などがあります。
薬膳では、気や血を補い、気・血をつくるもととなる消化器官を強くし、疲労回復や食欲不振によいとされています。
玄米はビタミンB1・B2・Eや鉄、GABA、フィチン、カリウム、亜鉛を多く含みます。フィチンは抗酸化作用があり、生活習慣病、老化防止や免疫力を高めるとされています。
薬膳では、気を補い、気・血をつくるもととなる消化器官と生命の源の「精」を蓄える腎を強化し、精神安定や老化予防によいとされています。
つかれ、免疫力の低下は特に「気」が少ないことが要因とされます。
また、消化器官が弱くなると体を構成する気・血・津液がうまく作り出せず、つかれや免疫力低下、むくみやすい傾向がでてきます。「気」は「腎(ジン)」に「精(セイ)」という形で蓄えていきますので五臓では「脾(ヒ)」「腎」を中心に強化することがつかれの回復、免疫力アップにつながります。
薬膳茶の開発にあたり、50名以上のモニターにアンケートを取ったところ、煮出した方が成分の抽出がしやすく、またたくさん飲みたい!という要望が多かったため、ティーパックでなく、お茶パックの形状にしました。
沸騰した800~1000mlのお湯の中にお茶パックをそのまま入れて3分程度を目安にお好みの濃さになるように煮立ててください。
お茶パックを取りだし、お飲みください。
お茶パックを取り出さず置いておきますと苦味が出てしまいます。
急須に入れて熱湯(90℃以上)を注いで抽出いただいてもお召し上がりいただけます。
商品名 | 薬膳茶 日々是好日 活 |
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名称 | 混合茶ティーバッグ |
原材料 | 杜仲茶(中国産)、陳皮(中国産)、なつめ(中国産)、朝鮮人参(中国産)、玄米(国産) |
内容量 | 75g (5g × 15袋) |
保存方法 | 直射日光、高温多湿を避けて保存してください。 |