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<薬膳コラム>
2020年8月15日(土)
【薬膳レシピ】ココナッツぜんざい ~夏バテの症状に~
酷暑日が続き地域によっては猛暑日にあったり、
厳しい暑さに体がだるい、疲れやすい、食欲不振、
むくみやすいといった症状に陥ってませんか?
厳しい暑さに体がだるい、疲れやすい、食欲不振、
むくみやすいといった症状に陥ってませんか?
これらは夏バテの症状です。
暑さで汗をかき過ぎて、津液といって体に必要な水分と、
体を動かすエネルギー(気)を一緒に消耗してしまうのが原因です。
体を動かすエネルギー(気)を一緒に消耗してしまうのが原因です。
今月は、豆乳を使って簡単で美味しいデザート、
ココナッツぜんざいを紹介します。
ココナッツぜんざいを紹介します。
豆乳は、体に必要な水分を補い、アミノ酸スコア100の食品で
元気にしてくれます。
元気にしてくれます。
ココナッツミルクは、暑気あたりやのどの渇きを止め、
力の入らない体にエネルギーを与えてくれます。
力の入らない体にエネルギーを与えてくれます。
暑さに伴い湿度も高いので弱りがちな
消化器官の働きも健やかにしてくれます。
消化器官の働きも健やかにしてくれます。
小豆は、外気による体にこもった熱を取り、
体内の余分な水分を尿で排出させる効能がありむくみによいです。
体内の余分な水分を尿で排出させる効能がありむくみによいです。
ここに白玉粉と絹ごし豆腐で作った白玉団子を
プラスしてよりエネルギーUPに繋げます。
プラスしてよりエネルギーUPに繋げます。
清熱解暑、生津、補気
【食材】2人分
豆乳(成分無調整) 200ml
ココナッツミルク 200ml
ゆで小豆 適量
白玉粉 適量
絹ごし豆腐 適量
【作り方】
① 豆乳とココナッツミルクを合わせておく。
② 水分の代わりに絹ごし豆腐を使って白玉団子を作ります。
③ 器に入れます。
*ココナッツミルクが甘いので、無糖のゆで小豆でも
あっさりとしたとした味になります。
お好みで甘くしたい方は、加糖のゆで小豆を使用してください。
あっさりとしたとした味になります。
お好みで甘くしたい方は、加糖のゆで小豆を使用してください。
【食材】 | 【性味】 | 【帰経】 | 【効能】 |
豆乳 | 平/甘 | 肺脾胃大腸 | 補虚損、生津、清肺、化痰、通淋、通乳 |
ココナッツミルク | 平/甘 | 心脾 |
解暑、止渇、強心、補気、健脾、袪湿、 袪風、強筋骨 |
小豆 | 平/甘酸 | 心小腸 | 利水、滲湿、清熱、解毒、消腫 |
白玉粉 | 平/甘 | 脾胃 | 補中、益気、健脾、和胃、除煩、止渇 |
絹ごし豆腐 | 寒/甘 | 脾胃大腸 | 和中、益気、寛胸、生津、清熱、散血 |
薬膳食典 食物性味表
レシピ担当:栄養士、国際中医薬膳師、中医薬膳茶師、
紡ぐしあわせ薬膳協会認定講師
紡ぐしあわせ薬膳協会認定講師
野田知子