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お知らせ・コラム

<薬膳コラム>

2019年12月15日(日)

【薬膳コラム】薬剤師と一緒にお屠蘇を作りましょう

国際中医師、国際中医薬膳師、薬剤師、
紡ぐしあわせ薬膳協会認定講師の伊東千鶴子です。



先日は大阪府内にあるエステサロンで、
「薬剤師と一緒にお屠蘇(とそ)を作りましょう」と
題したワークショップとも呼ばれる体験型講座を開催いたしました。


お屠蘇は中国後漢時代の名医である華佗(かだ)が作ったもので、
邪気を屠(ほふ)り、魂を蘇(よみがえ)らせるといわれ、
屠蘇(とそ)と命名されました(諸説あります)。

「初春三ヶ日これを飲めば一家中病なし、
一家これを飲めば一里中病なし」ともいわれ、
一年の無病息災、延年益寿(えんねんえきじゅ)を願って、
年上の者が年少者に注ぎ、年少者から飲み始めます。



人間の生命は生、長、壮、老、死という
自然の流れにそってすすんでいきます。
死は誰もが避けられないものですが、健康に留意して養生し、
その時々で病気の原因を取り除けば、身体の機能を保持し、
衰弱や老化を遅らせることができます。これが「延年益寿」です。



お越しになった方々が生薬の香りをかいだり、
かじって味を確かめたりなどしながら、
ご自身の手で楽しくお屠蘇を作ってくださいました。
試飲で身体が温まり、皆様に楽しんでいただけまして、
どなた様も新年を健やかに迎えられますようにお祈りしつつ、散会しました。



今回のイベントは紡ぐしあわせ薬膳協会・薬膳レシピ担当の
野田知子先生のお誘いによるもので、
このようなご縁ありましたことを心より感謝しています。

野田先生は薬膳おせちを取り入れたお弁当を作成されました。
私もお相伴にあずかり、おいしくいただきました。
ありがとうございます。

お弁当の詳細は今日12月15日更新の
薬膳レシピをごらんくださいませ。



2019年12月15日

国際中医師、国際中医薬膳師、薬剤師、
紡ぐしあわせ薬膳協会認定講師 伊東千鶴子