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お知らせ・コラム

<薬膳コラム>

2019年5月1日(水)

【薬膳コラム】薬膳のススメ令和

 新天皇ご即位おめでとうございます。令和という新しい時代の幕が開けました。

 国際中医師、国際中医薬膳師、薬剤師、紡ぐしあわせ薬膳協会認定講師の伊東千鶴子です。
紡ぐしあわせ薬膳協会の薬膳コラムを担当させていただいております。
私は大学の薬学部を卒業後、薬剤師免許を取得し、製薬会社や薬局での勤務を経て、
縁ありまして薬局を営む家に嫁ぎ、薬剤師としての仕事を続けています。


 店頭でお客様と接し、お話を伺うと「のどは渇いてないけど、水を飲むようにしている」
「冬でも生野菜のサラダは欠かさない」など、おっしゃる方も多く、食生活を改善すれば病気も治りやすく、
心身ともに健康でいられるのではと感じていました。食養生や薬膳に関わる書籍も数多く出ていて読みふけりましたが、
末っ子が進学のため親元を離れ、近い将来、子供たちが自立した時に自分には何が残るのかと不安を抱き、
薬膳をしっかり学ぼうと決意しました。インターネット検索で見つけた協会設立前の
BonheuRepas(ボヌゥールパ)で中医学の基礎から薬膳を教えていただき、
2014年に中医薬膳指導員、国際中医薬膳師の資格を取得し、その後、中医学をもっと知りたいと思い、
北京中医薬大学日本校(現在は日本中医学院)通信課程に入り、国際中医師となりました。


 仕事と家事、勉強の時間のやりくりや学費の捻出は大変だったと一言で済ませたくないくらいですが、
自己肯定感の乏しかった私も少しは自信がついたように思えます。
そして、これからも薬膳を普段の食生活に取り入れ、薬膳は心と身体が健やかでいられる
養生法であると伝え続けられたらと望んでいます。

 

 さて、今年も中医薬膳指導員資格講座が開講されます。食を通して自分や家族を健康にと願う方、
薬膳のお店や教室を開きたい方、受講される皆様の薬膳を学びたい理由はさまざまでしょう。
新しい時代が始まり、自分自身の歴史にも新しい何かを書き記すきっかけになれば嬉しいですね。


令和1年5月1日
国際中医師、国際中医薬膳師、薬剤師、紡ぐしあわせ薬膳協会認定講師 伊東千鶴子