2017年7月30日（日）

薬膳アドバイザー・中医薬膳指導員　資格講座　第4回

　昨日、薬膳アドバイザー・中医薬膳指導員　資格講座　第4回を行いました。
今回は調理実習です。
毎年紡ぐしあわせ薬膳協会認定講師の足立るみ先生が調理を担当します。
今回のメニューもスーパーで手に入るものだけで夏と長夏の薬膳を
みなさんに作っていただき、試食いたしました。


　足立先生のマイブームが「味変」ということで、
メニューの中の2つが2パターンで楽しめるというお得！？な内容でした♪
＊夏と長夏の薬膳＊
あっさり夏の和風焼きそば
豚肉と夏野菜のグリル
とうもろこしとハトムギのココナッツスープ
ハイビスカスのフルーツポンチ


　焼きそばは富士宮やきそばのめん、おでんの粉を使って作りました。
この材料は浜松のスーパーには通常でも置いてあるものだそうです。
名古屋のスーパーでは手に入らないものですので、富士宮やきそばの麺を初めて食べる方ほとんど。
しっかりとしたこしでかた麺です。一般的に名古屋で食べるやきそば麺とは全く違うこと、
また焼きそばソースの味ではないことで新しい食べ物になっていました。
あっさり味で夏でもさっぱりいただけるやきそばに仕上がりました。

今回のメニューで一番人気が高かったのがスープ。
清熱、健脾利湿ができるスープですので、これからの暑くてじめじめした時期を
このスープで乗り切ってください。


　今回メインに「豚肉」を使いました。
薬膳のことを話すと、精進料理のように思っていらっしゃる人がいるということを
生徒さんが話してくれました。

今回のメニューのとおり、薬膳では肉も魚も体質や季節等に合わせながら食べることができます。
また中華料理だけでなく、和食でも洋食でも、スイーツでも何でも薬膳の考え方でメニューを考えれば
薬膳となります。

目で見て薬膳だとわかるメニューばかりではないので、写真で見ていただいても
分かりずらいかもしれませんが、今回のメニューもすべて薬膳です。

まだまだ一般的には浸透していないんだなぁと改めて感じました。
今後、紡ぐしあわせ薬膳協会としても「薬膳」がどんな考え方に基づいたものなのかということを
もっともっと広めていかなければいけないなと感じた一日でした。

調理実習楽しかったですね。
8月の講座もよろしくお願いいたします。